このブログを書き始めるにあたって、感謝の気持ちをささげたい人がたくさんいます。
まずは、僕の母。つい一昨年まであちこちを遊びまわる元気な人でしたが、脳血栓で左半身不随となり、入院中。
もうろうとした意識しか残されていないと思っていたら、僕の誕生日に電話を掛けてきてくれました。
「今日は、僕の誕生日でもあるけど、母さんの記念日でもある。僕を生んでくれてありがとう」
そう伝えたら、泣き出してぐちゃぐちゃになりました。
病院で母の周りにおられる皆さん、とても感謝しています。
父親はもう、トウの昔になくなってしまいましたが、僕に夢をくれたのは、あなたの建てた家です。
あなたは僕に、たくさんのいたずらをするチャンスをくれて、ゲンコツもくれましたが、根性焼きもくれましたが、結局すべて許してくれて、
次なるいたずらを構想するチャンスを与えてくれました。
僕はいまもあなたのことを、偉大なる職人、と慕っています。
そして僕を除いて5人の兄弟姉妹たち。
僕にいたずらを仕掛け、知恵をつけてくれました。
そして、僕のいたずらをまんまと受けてくれました。
でも、許してくれたんですよね?
そして、学校の生徒たち。
僕の話に真剣に耳を傾け、疑問を投げかけ、僕の知識と技術を磨いてくれました。
そして、さらに僕は、君たちの涙から、問題を解決する貪欲さをもらい、君たちの笑顔から、大きな自信をもらいました。
君たちは僕の事を、学校中で一番幸せ者だと、思っている。
それは、誤解だ。
学校中で一番ではなく、世界で一番だから。
そして今日、その生徒たちが風邪の状態を心配してくれたのは、僕の妻のこと。
少し熱があったので今は眠っていますが、眠っている今も、
あなたは僕に勇気をもたらしてくれます。
あなたは、周囲の人を巻き込んで笑顔を作り出してしまう。
ジョークひとつ言わずに、とてもマジメな態度のままで。
僕はあなたと暮らしてみて初めて、自分に何が不必要なのかを知りました。
背中を丸めて生きて来たことに気づかされました。
明日もあなたは、僕より少し後に起きて、僕を勇気付けてくれるでしょう。
僕は、何のとりえもないけれど、胸を張って生きてゆけます。
これから、僕の知っている、幸せになるためのすべての知識を、このブログの中に
書き尽くそうと思います。