日記

気になる女子高生その1続き

男性教師が女子高生を「連れ込んだ」場所とは……
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職員室。
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なんなの?
なんの話だったの?
裏切るの・・・・?
ごめんなさい。
本当は、マジメな話だったのでした。
今を去ること1年前のことです。
「ソノ子」という名前にしておきます。
彼女のともだち数人が、相談に来たのでした。
「ソノ子、思いつめてるみたいなんだけど・・・」
「私、お昼ずっと一緒にいるけど、ご飯食べるところ、見たことないんです」
「この間、みんなで食べたときは、そのあとトイレに駆け込んで、吐いてた・・・」
僕に相談に来たのは、その子の部活動の担当だからで、信頼があるからではない。
おかしな子だな、とは思っていたが、そういうこととは知らなかった。
どんな子かというと、体重が30キロくらいしかなくて、足音がなくて、
普段は空中をただよっていて、不意に後ろに現れるような子である。
だから、先日、急に僕の後ろに現れたので、つい言ってしまった。
「おわ、びっくりした。おまえ、どこをタダヨッてんだよ!」
・・・・つい、思っていたことが口に出てしまった。
「漂うって、何?」
まわりの子は爆笑。ソノ子は・・・・・
僕は、ソノ子を笑いものにさせてしまったのである・・・・
「教えてくれて、ありがとう。これから、話してくるよ」
「アタシたちのこと、言わないでね」
「昼ごはんのことばらしたの、言わないで」
「分かった。あやまりに行くだけだから」
「謝るって、どうして?」
「悪いオトコだから・・・・」
そう答えて、作戦を練った。
なぜか、犯人が隠ぺい工作をするような気分。
はたして、ソノ子は、どうなっているのか?
僕は、ソノ子を立ち直らせることが出来るのだろうか・・・・・
つづく