男性が、女性に恋をするとき、その人が、女神のように思えてしまう。
だから男性は、ありとあらゆる努力をして、女神に気に入られようとする。
そしてひとたび、女神の下僕としての地位に付くと・・・・
そこで安心しちゃうんですよね。
何しろ、相手は女神だし。
絶対に、守ってくれるはずだし。
子どもが、元気に外に遊びに行くように、
遊びに出てしまう男性も、現れる。
浮気や不倫は、絶対にしてはいけないし、
絶対にさせてはいけない。
だけど、二人の中のルールが甘いと、
そのルールをかいくぐるヤツも出てくる。
女神さまの立場って、微妙なんです。
甘えん坊なだけの女神では、じきに重たがられてしまうでしょう。
かといって、放任するような女神では、寂しくなります。
僕が、神さま、女神さまのことを思うのは、
決まって、つらいときです。
つらいことがあったとき、誰かに支えて欲しい。
そんな気持ちがあるのは、人間なら当然ですよね。
そして、神さま、女神さまに望むことは、
幸せを与えてもらうこと。
幸せは、与えてもらうものではないけれど、
それが、人の心理と言うもの。
でも、ほんのひと言で、幸せを感じること、できるんですよね。
「今日もお仕事、大変だったでしょ、お疲れさま」
ほんのひと言ずつ、会話を増やしていく。
お互い、くだらない話でも、聞いてあげるルールを作る。
そして本当に、くだらない話を、たくさんする。
そうすれば、お互いの不安や、不満、
そんな気持ちも、分かってあげられるように、
なれるはず。
心って、表情と言葉以外に、伝える方法は、
ないんですから。