待ち合わせに、遅れてしまいました。
相手には、どちらのように伝えますか?
(1)「待ったでしょ?道が込んでいたの」
(2)「ごめんなさーい、待たせたでしょ?」
どちらが、良い印象を与えるでしょう?
(1)は、理由を述べている。
(2)は、ただ謝っている。
こんな違いがあるんですが・・・・・・
(1)は、理由を知ることによって、理解を示すことが出来るが、
責任を受け入れていないことへの不信が生じる。
(2)は、謝られたことによって、心の奥の不満が解消し、
責任を受け入れる姿勢に対し、好感度が増す。
こういうことになるでしょうか。
(1)のような答えは、意外と多いんです。
「この人は、どうして謝らないんだろう」
そう思われたこと、ありませんか?
それまでに強い苛立ちを感じるような出来事があると、
迷惑をかけた相手を目の前にしても、
苛立ちを報告するだけ、だったりするのです。
気持ちが、相手の立場に立っていない。
自分がどう感じたかだけを話してしまう。
そう考えてみると、ありがちなことだと思いませんか?
下手な言い訳をしてみたり、理屈をこねてみたりして、
謝ることを、避ける傾向、たくさんの人が持っています。
最悪なのは、責任を転嫁してしまう場合。
好感度が、下がってしまいますね。
謝ることには、何のデメリットもありません。
何か、相手に迷惑をかけたなら、
すぐに謝る。
意外と、難しいのかもしれませんが、
ひとつ、大人になったつもりで、判断を下してみる。
「ごめんなさい」
好感度が、上がるはずですよ。
誤解を積み重ねない、ポイントでもあります。