ある人を好きになって、こんなこと言っちゃダメだけど、
よく考えると、全然きれいな人じゃないのに、
なんて、思ったことがあります。
だけど、好きになっちゃったんだよな・・・・
その理由を、考えてみました。
彼女は、仕事がてきぱき出来る人で、
いつも、一生懸命。
一生懸命なときの人の顔って、素敵だと思います。
そして、目が合うと、ニコッと笑ってくれる。
気遣いなのか、そういう性格なのか、
とにかく、引き寄せるようなオーラを持っていました。
キッカケは、みんなでレストランに行ったとき、
彼女は、僕の隣の席が空いているのを見つけて、
ちょこんと座ってきました。
そのときは、食べ物の話だけで、盛り上がってしまい、
深入りするような話題はまったくなかったのですが、
彼女の、少しキーの高い、ゆっくりした話し方が、
ずっと、耳に残っていました。
恋愛のスイッチ、入っちゃったんです。
その後、とんとんと、僕のペースで行きました。
付き合うようになってからのことですが、
彼女は、いろんな友人のことを、よく褒めていました。
その友人たちから、良いところを、真似していたのかな？
観察力のある人だったのです。
彼女の、いろんなところが可愛く感じたのは、そのせいもあるのかな？
しかし、観察していいところを身につけたというよりは、
観察力自体が、彼女のいいところだった気もします。
彼女は、天然っぽく、話し方がのんびりな人で、
僕が何かをするたび、「すごーい」なんて、言ってくれる。
何か面白いものを見つけると「見て見て！」なんて、
子どものようにはしゃぐ。
彼女といると、なんだか楽しい。
楽しいところ、いいところを見つける観察力、
才能だなあと思います。
男は、可愛い人、きれいな人に出会ったというだけで、
その人を好きになったりしませんよ。
その人がどんな人なのか、ちゃーんと見ています。
