嫁さんが「肩がこる」というので、肩をもんであげた。
僕は以前、岩登りをやっていたので、一時期、握力が70キロあった。
しかし、最近はまったくやっていないので、かなり力が落ちてる。
そういえば、昨日の昼、力自慢で通っている、
ちょっと生意気な生徒が、肩を揉んでくれた。
揉み方が下手くそだったので、
「その揉み方でお父さんお母さんを揉んでやったらだめだよ」
と言って、正しい揉み方を教えてやろうとしたら、
「いいよ、先生、強ええから」
と言って、逃げられた。
今は、握力、30くらいだけど。
嫁さんが気に入っているのは、
①僕が嫁さんの後ろに座り、自分の両手の4本指を肩の前側に引っ掛けて、親指で肩甲骨を押す方法。
ちょうど自動的に胸が開いて、姿勢のいい形になる。
自分の力だけで胸を開くときより、さらに開くので、ほんとに姿勢がよくなる。
以前、これを生徒にやったら、
「痛、痛、痛え!!」
と悲鳴を上げたが、そのくらい力を入れる。
マッサージに入って見ると分かるが、軽く悲鳴を上げるくらいがちょうどいい。
①の方法で、4本指はそのまま、親指の位置を変えて、「来る」場所をさがしていくと、
「そこそこ、あ、もう少し右」という感じで、ツボのようなものがあるのが分かる。
もうひとつ、これは、痛いんじゃないかと自分でも思うんだけど、
②ゲンコツで肩甲骨の周りをぐりぐりする方法。
始めは嫁さんの首の下の辺りを左腕で羽交い絞めにした状態で、
右のゲンコツでぐりぐりしていたが、嫁さん本人がもたれ掛かってくるので、
その力だけで充分だった。
だから、一方の腕は軽く肩を支えた状態で、もうひとつのゲンコツで、
ぐりぐりすればよい。
これは、嫁さんのほうで身体の位置を変えてくるので、ツボがつかみやすい。
ゲンコツは痛いんではないかと思い、手のひらの付け根でやってみたところ、
ゲンコツの方がいいという。
そういうものかなぁと思う。
あとは、背骨の両脇を両方の親指で押してやるのも効果がある。
本当は、うつ伏せの状態で背骨を上から押してやりたいけれど、
赤ちゃんがいるので、それが出来ない。
おおきなおなかを抱えている妊婦と言うのは、大変だ。