自宅の近くに病院があるのは、良くないのだそうです。
特に東・東南・南の方角にあったり、窓から見える場合、要注意とか。
僕の部屋の窓から、病院、見えるんですけど。
しかも、道路を挟んで向かいです。
僕は小学校の頃、骨折で総合病院に入院していたことがあります。
入院中の子どもっていうのは、歩けるようになると、遊びたくなるんですよね。
仲間がいると、かくれんぼが始まったりします。
僕は、絶対見つからない場所を、発見しました。
それは、霊安室。
普通、そんなところの中まで、捜してみようとは思わないですよね。
僕は、そこに隠れていました。
その結果、鬼がどこまで僕を探しに行ったのか分からなくなり、
逆に僕が鬼を探すはめになったほどです。
薄暗い中に、ストレッチャーというのが置いてあったのですが、
さすがに見てはいけないと思ったので、横目でしか見ていません。
こんな話を聞くと、病院に対して、悪い印象を持ってしまう気持ちも分かります
よね。
しかし僕は、必ずしも悪い気を発しているわけではないと思います。
病気や怪我が治って退院する人もいるわけですから。
風水の中には、昔は凶相と言われていたけれども、技術が発達したために、
いまでは凶相ではなくなったという例が、いくつかあります。
僕の家の窓から見える病院も、良いほうの『気』を発しているんじゃないかな?
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僕の妹は、看護師になりたての頃、ある病院の集中治療室の担当でした。
「どんな仕事?」って聞いたら、
「口や鼻に綿をつめる仕事」
と言っていました。
しかし、そこで何年か頑張ったおかげで、いまでは緊急時に、
まわりの人から頼られる看護師になりました。
ちなみに、近ごろは、看護婦さんではなく、看護師さんと呼びます。
看護学校や大学の看護学科では、男子も学ぶ時代ですからね。