35週で逆子が直った

逆子ちゃん克服への長い道のり

「35週で逆子が直った」と書きましたが、おなかの赤ちゃんがけっこう大きいので、そのときは、37週と思っていました。
いま、40週で4000gくらいあるんですから。
35週で逆子が直るのは、たぶん簡単なことかもしれません。
僕の妻は、自然分娩を強く望んでいました。
「赤ちゃんが自分で生まれたいと思ったときに、生まれさせてあげたい」
だから、外の世界の人間が勝手に取り出して欲しくないというのでした。
これが、おかしな意見であることは、分かっています。
こんな考え方をする人がいるから、出産時の事故が増えてしまう。
本当にそうだと思うんです。
しかし、僕は、妻が、主治医から、
「あと2週間で逆子が直らなかったら、帝王切開します」
と聞いたとき、泣き崩れる姿を見てしまいました。
そのままトイレに駆け込んだので、
たまたま一緒に来てもらっていた彼女の母になだめてもらいましたが、
僕自身が、まったく役に立たない存在であることを痛感しました。
それで、僕は、彼女の望みをかなえてあげようと思ったのです。
そこで、「逆子 自然分娩」で調べたら、
「水中でんぐり返り」というのが出てきました。
これだ、と思いました。
そこで、妊婦でも通えるプールを探しました。
しかも、僕が職場から戻れるのが早くて夜6時。
なので、7時から9時くらいまで開いている必要があります。
なんと、幸運なことに、車で40分ほどの距離にありました。
温泉に付属するプールです。
ところが、僕の妻はカナヅチで、プールに顔を付けることもできません。
妻が小さい頃、実家の近くの川で、子どもが流されたことがあるらしいのです。
このトラウマがあるので、水中眼鏡をつけてしゃがむことすら不可能でした。
そこで、まずは水に慣れるところからスタートしました。
ここからさきまだ書いている途中なのですが、
一応、先生か助産婦さんに確認はしてくださいね。
うちの助産婦さんには、40週の今でもまだ陣痛も破水もない状態なので、
「プールはOK。他人とぶつからないようにね」
と言われていますので、40週くらいでも大丈夫かもしれません。
いま続きを急いで書いています。