僕の頭の中は、水中でんぐり返しという言葉が渦巻いていました。
一回でも回ることができれば、直るかもしれない。
そこで、水に入る前に回転して飛び込むとか、いろいろ考えましたが、
そのほうが難易度が高いのでだめでした。
そのうち、難易度のめちゃめちゃ低いのを思いつきました。
「水中よこまわり」です。
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上の絵の中にも書きましたが、無理な回転はキケンです。
一番心配なのは、へその緒が絡まってしまうこと。
そのために胎盤がはがれてしまうとたいへんなので、
僕は必ず、妻の顔色を見ながら回転させました。
間違っても、後ろ手で引っ張りながら、顔を見ずにまわしてはだめです。
上の絵は、僕が回転させた方向を示しています。
赤ちゃんが後ろ回りに回転するように考えました。
そのほうが、回転しやすいと思ったからです。
でも、あとで考えてみると、後ろ回りって、難易度高いですよね。
上の絵と逆の方がいいかもしれません。
僕はこの逆回しを試していませんでした。
結局、一番有効と思ったこの方法でも、直りませんでした。
ということは、水中前回りも、効果は絶対ではないのかな?