日記

女の子が生まれました!

逆子ちゃんだった娘が、昨日無事に自然分娩で生まれました。
3784グラムでした。
へその緒とそれを留めるクリップも含めた重さなので、
実際の重さは3776gくらいかな?
昨日の朝、入院をして、陣痛を早める薬を一時間おきに4回飲んだところで、破水があり、職場から呼び戻されました。
すぐに陣痛室というところに移され、夕方の6時くらいに分娩室に移ったときには、もう頭が見えていたそうです。
長い時間がかかるものと教えられていましたが、分娩室にいたのはほんの30分ほどで、するっと出てきてくれました。
安全を確保するための会陰切開(えいんせっかい)というのがあったので、その部分を縫合するなどの処置がある間に、赤ちゃんの方は、蛍光灯の明かりがまぶしくて初め目が開けられませんでしたが、体重を量り終えたことには慣れてきて、空腹そうにしていました。
それから30分後には、元気におっぱいを飲んで、おなか一杯になって眠たそうにしていました。
僕は、こういう幸せな光景を、常に思い描いてきました。
この思いが、ぶれないように、気をつけてもきました。
ずいぶん前に妻が、心配していました。
おかしな子が生まれてきたら、どうしよう。
妻自身、難病の可能性のある病気を抱えているので、
生まれてくる子に対しても、自信を失っていたのでした。
そのとき、有名な教育家の向山洋一さんの言葉が思い浮かびました。
「生まれてくる子が、たとえどんな子であっても、僕は全力で受け止める」
そのひと言で充分でした。
逆子を乗り越えたあと、僕らが気をつけたのは、次の点でした。
余分な心配をしないこと。
想像もしないこと。
赤ちゃんを信じてあげること。
赤ちゃんは、僕らが信じたとおりに生まれてきてくれました。
これから僕らは、この子を全力で育てていくところです。